セルフでマツエクは危険!
セルフマツエクとは普段サロンで行っているマツエクの施術を、お客様自身で行うこと。
プロのアイリストでも絶対にしないような大変危険な行為なのですが何故、
セルフマツエクに挑戦する人が増えているのでしょう??
その理由はYouTubeやSNS上の動画で手順を丁寧に説明しながら行う人を見て、
自分でも出来そう!
サロンだとお金がかかるけどセルフなら安く済む!
自分の思い通りの仕上がりにできる!
などと思い挑戦するようです。
また、Amazonや楽天などの大手通販サイトで「セルフマツエクキット」が
種類豊富に販売されていて簡単に手に入ってしまうのもセルフマツエクが行われてしまう要因です。
では何故セルフマツエクが危険なのでしょうか??
セルフマツエクを装着する際、使用するツイザーで上手く距離感を掴めず、
誤って眼球を刺してしまうなんていう事があります。
眼球に傷がつき、場合によっては失明の可能性もあります。
また使用する装着剤のグルーは皮膚に付着すると
皮膚が腫れ、赤み、被れなどの症状が出てしまいます。
さらに目に入ってしまうと耐えきれないほどの激痛が走るだけでなく、
最悪、こちらもまた失明の恐れがあります。
資格を持ったアイリストのみが施術可能
マツエクが日本で広まり始めた当初は、
美容師免許も美容所登録も必要なく、自由にマツエクの施術ができました。
しかし正しい技術も知識もない施術で「目が充血して涙が止まらない」
「グルーが原因で角膜全体に傷がつき、失明しかけた」
「瞼の腫れが引かない」などのトラブルが相次ぎました。
厚生労働省は2008年に美容師免許をもち
正しい知識と確かな技術を身につけたアイリストのみが、施術できるように整備されました。
免許を持っていたとしても保健所に美容所登録を済ませているサロンでしかのみ、施術が許されていません。
セルフマツエクは無資格の他人がやるより目元がしっかり見えないのですからさらに危険なのです。
どれだけ手先が器用で、手順がしっかりと頭に入っていたとしても、
素人が見よう見まねで行っては危険な行為です。
トラブルが起きてからでは遅いのです。
サロンで安全にマツエクを楽しんでもらいたいです。